今回は、これまでの記事
ルービックキューブ世界大会2017@フランスに行ってきました【レポート①】
ルービックキューブ世界大会2017@フランスに行ってきました【レポート②】
ルービックキューブ世界大会2017@フランスに行ってきました【レポート③】の続きです。
(まだ読んでいない方はそちらからどうぞ)
Contents
7/12(水)
Est Hotel(レポート②参照)に2泊して、最後の朝。チェックアウトの日です。
9時ごろに起床し、シャワーを浴びます。ぐっすり眠りました。
↑スーパーで買ったのにまだ開けていないワインが1本、生ハムが1パックあったので、朝から飲みます。
ワインオープナー、この時間はさすがにあるだろうとフロントに行きます。
「えっ、今から飲むの?」とお姉さん。苦笑しつつも、オープナーを貸してくれました。
でも、荷物になるのも嫌なので…汗
↑生ハム、リッツ、友人が持参していたポテチ、エティハド航空の機内食で持ち帰ったポップコーンをつまみに飲みます。
チェックアウトは11時。2時間ほどのんびり飲みます。
朝から優雅な気分に浸ることが出来ました。日本ではこんなことなかなかできないですね。
チェックアウト時にCity Taxなるものを5ユーロほど払いました。
またチェックアウト後も、当日中はスーツケースを預かってもらうことができました。
これは助かります。
エトワール凱旋門へ
さて今日も今日とて観光に出発です。観光も今日が最終日。
まずフランスで最も有名な凱旋門、エトワール凱旋門に向かいます。
地下鉄のRER Aに乗り、最寄りのCharles de Gaulle Etoile駅へ。
↑駅から降りて地上に向かうとすぐに、雄大な姿が目の前にあらわれました。
↑横からも撮影。
行って、見て、写真撮影するだけなら到着して10分あれば終了です。
しかしエッフェル塔同様、こちらも中に入り、上までのぼることができるようでした。
せっかくなのでこちらも中に入ってみることにします。
しかし下調べしていない私たち。入り口がわからない…
凱旋門の周りはロータリーになっていて、道幅も大きいので地上から渡ることは不可能です。
そこでぐるぐる外側を回りながら人の流れを観察していると、どうやら地下通路を通っていけるということが判明。
↑こちらが地下通路。
1分くらい歩くと、途中で長い列を発見。
おそらくこれが凱旋門のふもとに行くための列なんだろう、と思いそこに並びます。
↑やはり観光名所はどこもテロに警戒する呼びかけだったり、セキュリティチェックがありますね。
凱旋門もその例を洩れません。
↑10分ほど並んでチケットを購入、12ユーロ。
(エッフェル塔もそうでしたが、25歳までのユースはすこーしだけ安くなったりするようです。私は残念ながら1年遅く、26歳だったので大人料金で購入)
凱旋門のふもとへ向かいます。
↑何かの彫刻。門の前後にはそれぞれ4か所、大きな彫刻があり、すべて違う絵が彫られています。
↑螺旋階段を使って上へとのぼっていきます。
昨日経験したエッフェル塔の階段に比べれば大したことはありませんでした。
それでもビル10階分くらいはあったと思います。1回だけ休憩しました。
そして頂上に到着!
↑凱旋門を中心に、放射状に延び行く大通りが12本張り巡らされています。
遠くにエッフェル塔が見える位置から1枚。
フランス語で「étoile(エトワール)」とは「星」の意で、上空から見たときにエトワール凱旋門を中心に星のように見えるからという理由で名づけられたようです。素敵ですね。
↑こちらが有名なシャンゼリゼ大通り。なんと片側5車線もある大きな道路です。
エトワール凱旋門は、シャンゼリゼ大通りの西端に位置するようです。
この日は素晴らしい晴天に恵まれ、景色を楽しむことができました。
ただ、頂上は少し風が強かったですね。
モンサンミッシェルやエッフェル塔もそうですが、場所によっては風が強く体感温度がぐっと下がるときがあります。
ホテルを出るときは少し暑く感じても、羽織るものが1枚あると良いと思いました。
↑凱旋門の中にお土産屋さんがあり、このフランスっぽい細長い消しゴムをいくつか購入。
凱旋門を後にします。
シャンゼリゼ大通りを練り歩く
続いての目的地はルーブル美術館、ですがちょうどシャンゼリゼ大通りを行けば着くようだったので、徒歩好きの友人と一緒に歩いていくことにしました。
ルーブルまでの距離はだいたい3㎞。
(一体、この旅でどれだけ歩いたことでしょう…普段から片道40~50分を徒歩で通勤しているという友人はまったく平気そうでしたが、この3日間、私はかなり足がパンパンでした。
とはいえ歩きながら散策することも旅の醍醐味のひとつ。文句はいいません)
↑先ほど凱旋門の頂上から見たときに広いと思ったけれど、実際に歩いてみるとものすごく広かったです。片方の歩道だけでこんなに幅があります。
そして、平日にもかかわらずすごい人。
ところどころにフランス国旗があしらわれ、フランス感があって良かったです。
↑大通りから少し外れたところにあった「Souvenirs of Paris」というお土産屋へ。
その後、おなかがすいてきたのでランチにします。
日本にも幾つか店舗があるレストラン、「PIZZERIA – TRATTORIA(ピッツェリア トラットリア)」へ。
↑3人でピザをシェア。
↑私はボロネーゼを注文。
2人がカルボナーラを頼んでいたのを少しずつシェアしました。
こういうところが複数人の旅の良いところですね。一人旅ではできません。
見た目通り、ピザもパスタも美味しかったです。値段は1人20ユーロくらい。
店を出て再出発。
レストランではのんびりしていたので、このときだいたい14時過ぎでした。
↑「LOUIS VUITTON」、ルイ・ヴィトン発見。これが本店のようです。
↑なんかの公園。花が綺麗でした。
↑セーヌ川のほとりを歩きます。
こちらからもエッフェル塔を眺めることができます。
ルーブル美術館へ
40~50分ほど歩くと、ついにルーブル美術館が姿を現しました。
↑GoogleMapの位置情報から察するに、こちらがその建物の一角だと思われます。
↑で…………でかい………………………!!
というか長い!!!
↑メインの広場のようなところに到着、ここもすごい人です。
↑「Louis XIV」、ルイ14世の銅像。
17~18世紀頃、フランス絶対王政時代を築いた国王の1人です。
↑噴水と、広大な敷地、巨大な建築物。
まさかルーブル美術館がこれほど大規模なものだとは思っても見ませんでした。
完全になめてかかってましたね。。
↑美術館内へのメインの入り口はここ。このピラミッドの中から、地下へと入っていくことができます。
(地下鉄から来ると別の入り口もあるようですが、遠いからやめておけと警備員に言われました。)
おとなしく、長い列に並びます。
先ほどまで良く晴れていたのに、ここへきてまた天気が悪くなってきました。
パリの天気は変わりやすいのでしょうか。
30~40分ほど並ぶと中に入れました。
チケットを購入しにいきます。
通常15ユーロ、音声ガイダンスつきが20ユーロ。で通常のを購入。
パリはどの観光施設もそうですが、なかなかのお値段がします。
パリ市民を支える主要な収益になっているのでしょうね。
敷地内が広いことも想定外でしたが、思ったよりかなり人が多く混雑していました。
↑サモトラケのニケ。
↑天井にも絵画や彫刻が!これは圧巻でした。
そしていよいよ超有名なモナリザに会いに行きます。
↑レオナルド・ダ・ヴィンチの描いたモナリザ。
サモトラケのニケもそうでしたが、有名な作品には多くの人が群がっていました。
モナリザは、20世紀初頭に盗まれてから更にその名声が増したそうです。
保存状態良く管理するために、湿度と温度を適正にした防弾ガラスケースに納められているというのだから驚きです。
↑最後にミロのヴィーナスに会って、ルーブルに別れを告げました。
ホテル移動
この日泊まるホテルはNovotel Suites(ノボテル スイート)、パリの18区に位置します。
そしてそこでまた別の友人と、20時に合流することになっていました。
地下鉄を使いEst Hotelにスーツケースを回収しに戻ります。
↑Est Hotel付近のお店でケバブをテイクアウトで購入。6ユーロ。
↑GoogleMapで経路検索をしてみるとバスを利用するのが時間的にもよさそうでした。
付近のバス停から65番のバスを使います。
駅と同じように電光掲示板で、「残り〇〇分」と到着までの時間が表示されるようになっていました。
↑終点の「Porte de la Chapelle」まで向かいます。
バス乗車、初日に買った「3日間電車バス乗り放題チケット」がここでも生かされました。
この後、この度2度目のハプニングが起きることとなります。。
バス降車。GoogleMapでは徒歩で9分と出ていました。
しかし、なかなか険しい道を歩かせるんですね、Googleさん……
↑なんか……これは………
↑歩いていく道じゃないんでは……………!?
それもそのはず、こちらは幹線道路で、制限時速が70と表示がありました。
単位がkm/hかどうかは知りませんが、車はビュンビュン飛ばして走行していました。
歩行者は我々以外もちろん誰もいません。
Googleをよく見てみると、案内してる道から1本ずれた道を来てしまっていることに気づきました。
しかしもう後戻りするにもできません。結構来てしまっています。
スーツケースを時折持ち上げながら、荒れ放題の歩道をなんとか頑張って歩いていきます。
↑右手に目的地のホテルが!!
しかし生憎、そこにたどり着くのはこの道にいる限り難しそうです…。
歩いている幹線道路はさらに先までずっと続いていて、右に曲がれそうなところも、もちろん降りていくことができる階段もありません。
なんせ歩行者のために造られた道路ではないのです。
このまま突き進んでどこかで交差点ないしは曲がれるところが出てくるのを探すか、ここまでの険しい道のりを戻り、また振り出しに戻すか…
冷や汗が流れます。
そこへ一筋の光が!
↑下っていく道へ少しだけUターンして戻ったところ、なんと滑り降りられそうな坂を発見!!
その先にはホテルも見える、ということはここから幹線道路から脱出できてホテルにも行けそうだ!!
完璧なタイミングでの坂でした。この坂に出会えたときの感動は忘れられません。
スーツケースを尻に敷いて…と漫画のようなことはさすがにできませんでしたがゆっくり少しずつ、降りていくことができ、事なきを得ました。
↑予定時刻に大幅に遅れをとり、ノボテルスイート到着。
日本から来た別の友人たちは先にチェックインしていて待っていてくれたようでした。
その友人たちも同様に厳しい道を歩いてきたらしいのですが、やはりGoogleMapで出た道をそのまま進んできたとのこと。
やはりGoogleに歯向かった罰でしたね。この日を境に、二度とGoogleには逆らわない、Google信者になろうと誓いました。
↑4人部屋。野郎4人で泊まります。
↑この角度からは隠れて見えませんが別途シャワールームがあります。トイレも別でした。
立地はちょっとアレなところにありますが素晴らしい部屋です。
↑ケバブをリュックに背負いながら歩いてきたこともすっかり忘れてしまうほどの冒険でした。
この幹線道路を歩いてきたことを考えると笑えてきますね。どう見ても人が歩くところではありません。
今となってはいい思い出です。
シャワーを浴び、友人が持ってきてくれていたビールを飲んで、就寝しました。
さて観光をガッツリ楽しみ、翌日からはいよいよ4日間にわたる大会が始まります。
(ここまでルービックキューブほぼなし)
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