今回は、これまでの記事
ルービックキューブアジア大会2018@台湾に行ってきました【レポート①】
ルービックキューブアジア大会2018@台湾に行ってきました【レポート②】 の続編です。
(まだ読んでいない方はそちらからどうぞ)
Day3 アジア大会1日目/台湾料理店で食事会
いよいよ大会当日。9時頃にのんびり起床しました。トーストを食べます(レポート②参照)
大会自体は9時から開始しているのですが、自分の最初の競技は12時開始予定のため、10時ごろにのんびりホテルを出発。
この日も朝はよく晴れていました。
↑会場までは徒歩で10分ほど。途中でタピオカミルクティーで有名な「50嵐(ウーシーラン)」を見つけました。大会会場では飲食禁止(ただし水のみOK)のためこのタイミングでのミルクティーの購入は諦めました。
↑新光ビルに到着。
↑大会はこのビルの最上階、17Fの大会議室にて行われます(レポート②参照)。そのほかのフロアは銀行や、新光のオフィスになっているようですね。
↑昨日来てみたときにはなかった大きな看板と、たくさんのキューブパズルのオブジェがありました。
↑10時過ぎに到着すると、すでに多くの参加者や運営スタッフ、メディア等でにぎわっていました。いよいよ3日間にわたるAsian Championship 2018が始まります。
↑受付を済ませ、名札、スケジュール表が記載してあるプログラム、参加記念品を受け取りました。記念品はTシャツや缶バッジ、そしてキューブ用マット。マットは特におしゃれでいい感じですね。ちなみに参加費は基本料750元に加え、3×3: 50元、4×4: 100元、5×5: 120元、3×3 足: 150元、トータル1,170元(日本円にて4,360円)を日本でのエントリー時にクレジット決済済みです。
※参加費について詳しくはこちらをご参照ください。
↑初日のスケジュールはこんな感じ。私は12時より3x3x3 With Feet 決勝、15時より5x5x5 予選、2つの競技に出場します。他の競技中は観戦をしたり、自分の競技の練習をする予定。
午前のスケジュールがおしており、予定より少し遅れて3×3 With Feetの競技が始まりました。
会場の冷房が強く、思ったよりコンディションが悪い中で5回の試技を行います。
2018年より”Average of 5″形式(5回試技を行い、ベスト・ワーストを除く中3回の平均タイムで順位を競う方式)に変更された3×3足競技。以前は”mean of 3″と言って3回だけ試技を行いその平均タイムを算出する方式でした。また、もう一つ変更された点として手を使ってインスペクションしても良いことになりましたね(以前はインスペクションでも足を使わなければならなかった)。インスペクションとは試技開始前にキューブを15秒間目視することが出来る時間のことです。手を使ったインスペクションにより、足だけの時に比べて最初のキューブの状態をより正確に読むことが出来るようになりました。
個人的には2、3か月ほど前から頑張って練習してきた競技。
家での非公式タイムは40秒を切っており大会でも速く平均で40秒を切りたいところ。
自己ベストが出て、トップ層がコケればもしかしたら入賞可能性がある、という競技でした。
↑競技終了。
1回目:焦ってなぜか足でインスペクションしてしまい44秒。ミス。
2回目:最後の手順(PLL)をミスって1分超え
この時点で44秒が残ってしまって(平均タイムにカウントされてしまうため)入賞は絶望的となりました。
3回目以降も可もなく不可もなくといったタイムを並べて、結局全体で10位に終わりました。参加者リストの大会前の時点での持ちタイムランキングも10位だったため、至極妥当な結果となりました。これでも一応平均41.95秒で自己ベストは更新した(これまでは42.44だった)のですが、まったく満足できない結果となってしまいました。
足競技は準備の点で運営に負担がかかる(マットや椅子の設置に時間がかかる)のと、競技人口が非常に少ないため、こういった大きな国際大会でさえ1ラウンド(決勝)のみということも少なくありません。また会場の床の状態、椅子の高さや硬さなど色々な要素がタイムに影響してきます。今回私は緊張に勝てなかったのが一番の敗因かもしれません。。
↑早速ひとつの競技が終わり、一段落したので昼食に向かうことに。写真は、会場すぐ外のフロアにて行われていたMARU Cube(台湾のキューブメーカー)の物販コーナー。日本には売られていない様々なパズルや潤滑剤といった商品が陳列されていて、見ているだけでも楽しめました。
↑ランチは昨日と同じ、会場すぐ目の前にあるデパートの12Fフードコートへ。
↑台湾料理っぽいセットメニューを注文、120元。パクチーが効いててなかなか美味しかったです。
↑イエーイ
会場に戻り、次に出場する5×5の練習をします。
15時をまわったころ5×5予選開始。
↑こちらは競技者の待機エリア。競技者はここで順番に待機して、呼ばれたらメイン会場の競技エリアに着席し、5回連続で試技を行います。
↑待機エリアから眺めた外の風景。小雨がぱらついていました。
5×5は計3ラウンド、40人が次の準決勝へ進むことができます。
CCK2018(キューブキャンプ金沢)にていい結果を出していたこともあり、ここでは記録更新を狙わずリラックスして臨みました。平均1:04.60(単発58.64)、23位にて問題なく予選通過。ただし、決勝は16人のため、このタイムだと通過できないことが予想されます。1分前後のタイムを出さないといけないため、相当に厳しいでしょう。。
準決勝は明日行われるため、初日の競技はこれにて終了。
↑夜は日本、台湾、韓国、フィリピンのキューバーが集まってご飯会へ行くことに。
台湾キューバーと一緒にタクシーを案内され、地元の台湾料理店「黒白泓」へ移動します。
↑入店、すると・・・
↑他のキューバーグループも集まっていました。オーストラリアのFeliks選手など、速い人たちも!
↑クリアボードのようなメニューに水性ペンで個数を記入して注文するシステム。よくわからないので台湾キューバーにお任せすることに。
↑私は日本人と韓国人の卓に座りました。
↑ここでも台湾ビールで。乾杯!
↑サラダみたいな料理。
↑なんか焼きそばみたいな麺料理と、ネギ?の炒め物。
↑豚肉と玉ねぎの炒め物。どれも美味しかったのですが、中でもこれは好きでした。
↑イカとネギの炒め物。
↑豚肉、玉ねぎ、ネギの炒め物。炒め物ばっかりですが味付けがそれぞれ微妙に異なり、楽しめました。
↑アサリのスープ。めちゃくちゃ量が多くてデカかったです。
↑おなじみ臭豆腐。日本人の一人がこれを食べてキツそうにしてました(笑)
↑まだほかにも料理がありましたが撮り切れず。中途半端に食べた後を撮りました。
↑最後に集合写真!イエーイ
基本的には台湾人とも韓国人とも英語でのコミュニケーションですが、韓国人キューバーの中には日本語も少し話せる人もいました。
以前も国際大会で会ったことのあるキューバーが多くて会話が弾みましたね。
お酒も料理もおいしくて、楽しい時間を過ごしました。
こうやって大会に参加するたびに海外の友人が増えていくのは、この趣味をやっていて良かったなーと思える瞬間です。
ルービックキューブが卓上に出てこなくても、会話だけで十分楽しめました。
これだけ飲み食いしてひとり400元くらいでした。つまり1500円くらい。安すぎる..!
この後、来た時と同じメンツでタクシーに乗ってホテルへ帰りました。
タクシーも、日本の半額かそれ以下の感じ、複数人で乗合なら電車よりも速いし便利です。
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次回は大会2日目、5×5の準決勝のほか、メイン競技の3×3や4×4も始まります。