ルービックキューブ世界大会2017＠フランスに行ってきました【レポート⑨】

1日ごとに書いてきたこちらのフランス旅行＋ルービックキューブ世界大会レポート。
いよいよ今回が最終回となりました。

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7/17（月）～7/18（火）:フランス⇒アブダビ⇒日本へ移動

ホテル⇒シャルルドゴール空港へ移動

朝6時半に起床。
昨日持ち帰った残りのケバブを食べて、身支度を済ませ、7時過ぎにチェックアウト。シャルルドゴール空港へ向かいます。
飛行機は10時40分発のフライトなので、余裕をもって8時半までには空港へ着きたいところ。

↑フランス・パリ最後の朝。ホテルから外を眺めると鱗雲が。

徒歩で駅に移動し、10ユーロの切符を窓口で購入。地下鉄に乗車します。
1回乗り換えて、地下鉄2本でシャルルドゴール空港に連結している駅に到着。
さらにターミナル間を移動するため、駅から無料のウィングシャトル（地下鉄）が1本ありそれにも乗車。
シャルルドゴール空港内には8時過ぎ、予定通りに到着しました。

帰りも行きと全く同様、エティハド航空をアブダビ経由で乗り継ぎ、成田へ向かう便です。

今回はすでにオンラインチェックインを済ませてあったので、長い列に並ぶことなくオンラインチェックイン専用のカウンターへ。
ものの5分から10分程度でスーツケースを預け、搭乗チケットを受け取ることが出来ました。
（オンラインチェックインはエティハド航空のホームページから出来ました。ただし全部英語なので注意。基本的にオンラインチェックインは各航空会社のホームページ、もしくは予約したサイトで出来るのではないかと思います。）

出国手続き、手荷物検査を済ませ、残っていたユーロでお土産を買いました。

↑それでも結局100ユーロほど余ってしまったので、換金せず持ち帰ることにしました。
また、生きているうちにユーロが使えるヨーロッパ諸国に行くだろうと思います。

今回現金はやはりあまり使わなかったですね。ほとんどの場合、カードで支払いが可能でした。
現金では370ユーロあったうちの270ユーロを使ったことになります。
現金がもし足りなくなったら嫌だなーとカードを積極的に使っていましたが最終的に現金が余る結果となりました。

4日間は大会でほとんど現金を使っていませんからね汗

空港へは友人氏と2人で行ったのですが、現地で他の日本チーム、さらには韓国チームとたまたま合流しました。
まったく同じ便へ乗るようです。

少し時間ぎりぎりになりつつも、なんとか搭乗。

↑See you Paris!

シャルルドゴール空港⇒アブダビ国際空港へ移動

搭乗したものの、最終点検でトラブルがあったようで、1時間ほど遅れての離陸となりました。

こういうとき、若干びびりますが問題なく飛びました。

↑ほどなくして出てきた機内食。機内食は退屈なロングフライトのうち楽しみの一つです。
「パスタorチキン？」と聞かれて、炭水化物が欲しかったのでパスタにしました。
いわゆる一般的なスパゲッティではなく、ペンネでもなく…
⇒調べたら、「コンキッリェ」というショートパスタの一種のようです。食べ応えがあって美味しい。
左下はお米を使っているように見えますが味は少し酸味がある何かよくわからない料理。サラダのようです。実際お米かどうかもよくわかりませんでした。
左上はブルーベリー入りのチーズケーキでとても美味しかったです。

食事が終わり、赤ワインも入って眠くなってきたので機内でうたた寝します。

（…スヤスヤ）

ここで身体に異変が起きます。

一番右の窓際の席に座っていたのですが、右から強烈な日差しが差し込んで頭が熱く目が覚めました。
そして直後に襲う猛烈な吐き気、目の前が真っ暗になるようなめまい、手足のしびれ…息も苦しい感じがします。
一瞬、死ぬのではないかという恐怖感に襲われます。

とっさに窓を閉めて、しばらく横になったら徐々に回復してきました。
調べたのですが、脱水症状か、エコノミークラス症候群のどちらかだったのではないかと思います。もしくはその両方かもしれません。

とりあえず落ち着いてきたのでCAさんに水をもらってゆっくりと飲み干し、トイレに行って、着席しました。
アブダビに着くまでしばらく具合は悪かったのですが、事なきを得ました。

長時間のフライトの場合は、皆さんも気を付けてください。
トイレに行く回数を減らしたいからと言って、機内サービスの水分を極力控えめにするのは、危険すぎるのでやめましょう。

トイレに近い人は窓際ではなくて通路側の方がいいかもしれません。
今回私の場合は、通路に出るまで2人（うち友人1人）を超えていかなければなりませんでした。（もしくは立ってもらいいったん通路に出てもらう必要があった）
そのため無意識的に水分を控えめにしていたかもしれません…。これは本当に危ないですね。

起きてからは往路と同じように機内据え付けのゲームで暇をつぶしたり、これまでの旅行を日記にまとめたりしました。

↑テトリスの40ラインを再びやります。友人氏とバトルしていたのですが最終的に私が自己ベストを出して勝ちました。
（くだらないことほど熱くなってしまうというやつです←どうでもいい）

アブダビ国際空港⇒成田空港へ移動

1時間遅刻したフライトだったものの、30分ほど巻いて現地時間20時過ぎにアブダビ国際空港へ到着。

往路のときと違って、機内から空港直結で行けたため、灼熱の屋外にいったん出る必要はありませんでした。（この時もアブダビは40℃でした）

↑動く歩道に乗りながら移動しつつ、中途半端に撮影されたアブダビ空港内の看板。

トランジット（乗り換え手続き）はやはり簡単、手荷物検査だけありました。

乗り換えの搭乗ゲートへ向かいます。
少し時間が余ったのでここでも足りなかった分のお土産を思い出したように購入。

↑とあるお土産屋さん。なんだかものすごく煌びやかでした。
モノは喜ばれるかどうかわからないので、私は買うとするとやはり無難なお菓子系になります。ここでチョコを購入。
（現地の通貨はよくわかりませんでしたがカードが使えました。VISAって本当に便利ですね）

↑アブダビ空港内で発見したでかいオブジェ。何を表現しているのかはわかりませんが、ハチの巣のようにも見えます。

ここでもWi-Fiは使えたものの、場所によっては電波は少し弱かったと思います。

いよいよ最後のフライトへ！22時10分発の便に乗り込みます。
今度は滞りなく、時間通りに離陸しました。

↑ほどなくして出てきた機内食その1。
日本人も多く搭乗しているこの便、今度こそご飯ものが出てきました！
炊き込みご飯に、白身魚のフリッターですかね。美味しかったです。
左下は豆を使ったサラダ。左上はタピオカ？なのかよくわかりませんが少しドロッとしたスイーツ。
友人はこれが苦手だった様子。友人の分までもらって食べました。私は基本的に何でも食べます。
ドリンクは白ワイン。

この後、時間帯としては夜中になったので、消灯されます。
例のアメニティ、ネックピローやアイマスク、耳栓があったので、それなりに眠れました。

↑朝になって出てきた機内食その2。
中東の方では主食が芋なのでしょうか。ジャガイモのグラタンのようなものに、何かよくわからないサラダ、オレンジジュースです。
ジャガイモの中にチーズが入っていました。あったかくて美味しかったです。

そして時間通り、日本時間13時頃、成田空港へ到着！！
すでに現地は7/18（火）でした。

空港の写真はもはや撮りませんでしたが、「おかえりなさい」という文字を見て何とも言えない安心感を得ました。

入国審査を済ませ、荷物を回収。
外へ出ると蒸し暑く、湿った空気が身体中にまとわりつくようでドッと汗が吹き出しました。

東京での用事⇒夜行バス⇒福井へ

この日東京で別件を入れていた私。
京成本線と山手線を利用して、恵比寿へと向かいました。

ここで、長い旅をともにした友人とお別れです。

取引先との用事を終えた後、恵比寿の定食屋で夕食。

↑鶏竜田揚げ定食、990円。
久しぶりに食べた日本食らしい日本食…。ホカホカのご飯とみそ汁のなんと美味しかったことか。

↑22時、東京駅へ移動し、徒歩で鍛冶橋駐車場にて夜行バスに乗車。またも隣の席が空いているというラッキー。
宝くじを当てる程の運はないですが、こういう小さな運は持ち合わせているさじーです。

広々2席使い、疲れていたのもあり、かつてない程にぐっすりと眠らせていただきました。

翌朝6時過ぎ、福井駅に到着。ほどなくして自宅へと無事帰還しました。
これにて、長い長い7泊12日の旅が終了しました。

今回の旅費

例によって、今回トータルでかかった費用を計算してみようと思います。

交通費

航空券（往復）：76,040円
モンサンミッシェルへのTGV＋バス（往復）：11,005円
パリ市内の移動（地下鉄・バス）：72ユーロ≒9,570円
福井⇔東京夜行バス（往復）：5,780+3,900= 9,680円
東京⇔成田空港電車：3,200円
——————————-
小計：109,495円

飛行機は乗り継ぎ便で思ったよりかなり安く済みましたが、ほかの移動が結構しましたね。
それでも11万ですべて収まっているので許容範囲内かと思います。

宿泊費

Est Hotel（2泊）：6,643円
Novotel Suites（4泊）：16,875円
Campanile La Villette（1泊）：3,698円
———————–
小計：27,216円

1泊あたりで平均すると3,888円。思ったよりかなり安く済みました。

食費

（もろもろ）
———————–
小計：25,000円

ざっくりとした計算です。
食事＋スーパーでもろもろを購入で使ったのが1日平均でだいたい20～30ユーロくらい。
安価な（といっても1000円近くはする）ホットドッグ・サンドイッチやケバブを結構食べていたので、ちゃんとしたレストランでちゃんとししたものを食べようとなると、もっと必要だったと思います。
（あ、でもスーパーのサンドイッチは本当にコスパは良かったです。2～3ユーロで割とお腹いっぱいになります）

その他雑費

大会参加費：1,300円
施設入場料など：6,000円
お土産:5,000円
他もろもろ：3,000円
————————–
小計：15,300円

こちらもざっくりとした計算です。

トータル

交通費：109,495円
宿泊費：27,216円
食費：25,000円
その他雑費：15,300円
——————–
合計：177,011円

まあこんなもんですね。
現金では270ユーロ。残りはすべて事前の予約段階での支払いか、カードで済ませました。

実際、もっとカードで支払うことも出来たとは思います。
1週間フランスを旅行する場合、カードをメインで使うなら200ユーロでも十分足りると思いますね。
屋台の露店とかでない限り、フランスではほとんどの場所でカードが使えます。

是非、皆さんが今後フランス旅行（もしくは他国の海外旅行）に行かれる際の参考にしていただければ幸いです。

終わりに

ここまで全9回にわたるシリーズでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。
最初から最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。
今回はこれで終わりですが、また今後も旅行なり、ルービックキューブの大会なり、その他のイベントなり、何かあるたびにこのように記事にしていきたいと考えています。

ルービックキューブはもちろんこれからも続けていきます。
次は、8月11～13日に金沢でルービックキューブ大会があります。（キューブキャンプ金沢2017）
どんどん若い10代の世代でトップランカーが出て来ている中で、私のように20代後半になってもまだ現役で頑張っている選手もいる。
世界レベルの試技を生で見て、改めてモチベーションが上がりました。

とにかく引き続き頑張っていきたいと思いますので、応援の程よろしくお願い致します。m(_ _)m

それでは、お付き合いいただき本当にありがとうございました！

またお会いしましょう。

↓↓ご意見・ご感想・その他なんでもコメントどしどしお待ちしております！！↓↓

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