ども、さじーです。
こちらの記事は
ルービックキューブ世界大会2019@メルボルンへ参加します
【ルービックキューブ世界大会2019レポ①】日本からオーストラリア・シドニーへ【移動日】
【ルービックキューブ世界大会2019レポ②】Warm Up Sydney 1日目【大会編】
【ルービックキューブ世界大会2019レポ③】Warm Up Sydney 2日目【大会編】
【ルービックキューブ世界大会2019レポ④】シドニー街中観光・タロンガ動物園【観光編】
【ルービックキューブ世界大会2019レポ⑤】ブルーマウンテンズ国立公園【観光編】
【ルービックキューブ世界大会2019レポ⑥】シドニーからメルボルンへ【移動日】
の続きです。まだの方はぜひそちらからご覧ください。
Contents
7/11(木): 世界大会1日目
8時半ごろ起床。
いよいよこの日から、4日間にわたるルービックキューブ世界大会2019(WCA World Championship 2019)のスタートです。
↑宿泊していたAir BnBにおける朝食も、スーパーで買い出ししてきたものを皆でシェア。こちらは何やらプロテインがすごい入ってる的なこと書いてあるシリアル。このままでも食べられますが、ミルクと一緒に頂きました。
↑バナナと、”キリ”という名前のクリームチーズ
↑トースターもあるこちらの宿
↑キリはトーストに塗り塗りしていただきます。カメラ目線ヤッシーいただきました
↑一服するヤッシー。23Fから見えるメルボルンの街並みをバックに
↑Air BnB玄関のあたりの廊下には、壁にハンガーが掛けられるようになっていて便利
各自準備を済ませて出発です。
↑宿から会場までは徒歩で10分ほど。この4人で行きました。信号待ちにセルフィー、皆良い表情です
↑奥に見える会場を目指して歩きます。天気は曇りでどんよりしてます、小雨がぱらつく時間帯もありました
↑メルボルン街中を走るトラム(路面電車)。またレポート⑪でも記載しますが、中心部には無料区間もあり、自由に乗り降りができます
↑昨晩も見に来た、メルボルンコンベンションセンターに到着。電光掲示板には「WCA World Championship 2019」の文字が!
↑中に入ってからさらに歩きます。ちょっとした飲食店のようなものがあって食べることもできました
↑受付エリア。イニシャルごとに区画が分けられています。競技者としてのエントリーはオンラインで事前に済ませており、あとはここでネームカード、参加品などを受け取ります。競技者は全員で1000人近くおり、大会規模としてもやはりトップクラス。
↑加えて私はスタッフメンバーにも登録していたので、こちらの黄色いネームカード、そして記念証を受け取りました。ほかにも各国から参加している多くのスタッフメンバー、計100人ほど。そのほとんどの人たちが競技者兼スタッフだったと思います。
↑いぇい
↑左下がスタッフTシャツ。4日間の大会、洗濯しなくていいように4枚もらえました(Sサイズで申し込んだはずなのになぜか2枚だけがS、もう2枚はMで、確認しに行ったら「Sは数が足りなくなってて。悪いけど2枚はMにしたの。ごめんね」というハプニングもあり汗)
中央上にある黄色いナップザックには多くの参加記念品(後述)も。
↑この日のスケジュール表、メイン会場以外にもう一つサブ会場(Side Rooms)が用意されていて、そちらでも競技がありました。
私はこの日6x6x6予選と7x7x7予選の2種目に出場。
↑こちらが4日間のスケジュール表。競技は14時半からで、それまではスタッフのお仕事。ステージカラーに色分けされています。[J/R]はジャッジ・ランナー、[S]がスクランブラーという意味です。
↑私はTeam3、Sebastian Robbinsのチームに配属されました(たまたま大村君と一緒)。
ちなみにTeam1には榊原さん、Team2には荒木さん、Team7には大畠さんが配属。日本人のスタッフは計5名でした。
↑メイン会場の様子。実はこの会場を利用したのは1日目だけで、人数の増える2日目からはまたさらに大きな別のホール会場へ移動になりました。
↑すでに会場入りしている日本人チームの集団を発見。今回日本からは約30名ほどの参加です
↑今大会のイベント企画として “World Championship 2019 Bingo” というのをやっていて、ビンゴを1列揃えれば何やら景品がもらえるとのこと。任意参加でしたが、せっかくなので私もビンゴ用紙をもらいにいきました。ついでにステッカーや缶バッジもゲット。
↑ビンゴ用紙は2種類あったらしく、小林君(らみ)は難しい方(左)をもらってすごく苦戦してる様子でした。
私は右側のシート。一番左の列が比較的簡単そうに見えたのでチャレンジ
↑”A custom cube logo”は洲鎌君の持っているtriboxロゴ入りキューブと、
↑”Someone with a WCA ID from before 2013″は、WCA IDが2007の大畠さん(功さん)と、
↑”A cuber with Australian citizenship” は世界的なBLDer(目隠しルービックキューブの得手)、Jack Caiと、
↑”Someone with a WCA ID from the same year as yours” は高木君(ていきー)とそれぞれセルフィーを撮影、
↑そして”Factory solving”は上野君(うえしゅう)に協力してもらいました。
ファクトリーソルビングとは、CFOPの解法においてCross, F2L#1, #2, #3, #4, OLL, PLLを交互にキューブを解いていく楽しみ方の一つです。
↑左側1列揃えることができ、WCAのマウスパッドをゲット!多分ここでしか手に入らないと思います、大切に持って帰りました。
↑11時からクロックのジャッジ、12時半からはスクエア1のジャッジがあり、前方の競技エリアへ向かいました
↑今大会のために用意された、パズルを入れるカバー(覆い)
Tシャツのデザインにも採用されていましたが、カンガルーとエミュー(ダチョウのような鳥、オーストラリア国章に描かれている)がここでも使われていました。こちらのカバーも各ステージごとに色分けされて4色ありました。紙製だったので最終4日目あたりにはボロボロになってるものもありましたね汗
↑昼休憩はスタッフルームで。スタッフには無料ケータリングサービスがふるまわれました
↑この日は数種類のピザとパイ。あと水もフリーでした。ありがたや。
午後からはいよいよ競技者として6×6と7×7の予選に出場。観覧席に戻って事前練習をすることに。
↑たまたま後方に元世界チャンプのMax Park君がいて、セルフィーを撮ってたらお母さんのMikiさんに気づかれた(手を振ってる)
7x7x7予選
今大会、私の最初の出場競技は7x7x7予選。SparkMで出場。
平均で2:50を切ることを目標に掲げて臨みました。まだ公式平均では3分も切っておらず、悪くともsub3分はしたいと思っていたのですが、、結果は
2:56.97 2:50.43 3:20.88 平均3:02.76 46位/175人中 予選敗退
mean of 3(3回中3回の平均)で競われる6x6x6と7x7x7。1回でも失敗は許されないプレッシャーの中、1試技目・2試技目と2:50は切れていないものの悪くないタイム。3試技目、2回POPして3:20、平均はこれでも一応PB(自己ベスト)を更新した(もともと3:03.77だった)のですが納得いかない結果となってしまいました。
↑7x7x7試技中の写真をいただきました
その後ドライバーを借りて(ありがとうございましたm(_ _)m)ちょっと各面のネジを締めました。
まだ翌週に西宮大会も控えていたこの大会。これで終わりというわけではなく、これを次に生かさなければいけません。
ちなみに洲鎌君が単発2:27、平均2:29でともに日本記録を大幅更新(速すぎてびっくりした)、16人が決勝に残れるところ、7位で見事決勝進出。さすがまです。
6x6x6予選
つづいて6x6x6予選。ShadowMで出場。
こちらはかなり力をいれて練習してきた競技で、平均1:45、日本記録更新を目標に臨みました。結果、
1:54.83 2:04.51 2:21.01 平均2:06.78 52位/210人中 予選敗退
3試技目は何で遅かったのかあまりよく覚えてません。なんかもう集中できなくてダメでした。
(当時の公式平均PBは1:55.37だったのでほんとにダメダメですね)
バネmod(バネを別のキューブのものに換装する)を施したりして、それがうまくいかなかったのかもしれません。
1000人が参加する大規模の世界大会、予選では多くのグループ分けがされていて私の出場するグループの前にもスタッフの仕事が入ってました(しかも6x6x6スクランブラ)。言い訳にはなりますが、スタッフもこなして参加もして・・・となかなかハードスケジュールで、練習時間が満足に取れなかったのが一つの原因だとは思います。特に初日は人手不足もあり仕方のないことでした。やはり競技に全力を尽くすのであれば、スタッフはやらずに競技一本に絞った方が良いのは間違いありません。
それと同時に疲れもあったと思います。「海外旅行、国際大会において疲れが完全に取れるということはなく、むしろ溜まっていく一方だ」と誰かが言ってましたが、ほんとにそれに関してはうまく付き合っていくしかないですね。
それでも、4日間通してスタッフはやって良かったと思っているのでまた次の機会もやりたいと思っています。
そしてこちらでも洲鎌君が14位で決勝進出。さすがま②
この日の自分の競技は終了。
その後も6x6x6スクランブラの仕事がまだ残っていて、しゅうむらと、タイのAsia君と一緒にずっと休むことなくひたすら6を崩してました。
↑左しゅうむら、右Asia、中央は顔が疲れている私。背後の赤いシャツがチームリーダーのSebastianです。お疲れさまでした。
↑18時半ごろ、スタッフの仕事もすべて終わり、会場を後にします。そこで何やら発見、
↑”What are you most looking forward to at Worlds?” (あなたが世界大会で一番楽しみにしていることは何?)というボード。各自思い思いのことを付箋に書いて貼り付けています。
↑私も書いて貼っておきました。可能性は低いけど、行けるといいなあ、決勝。
↑この白い覆われたものは何かのアートでしょうかね。よくわかりませんが、イルミネーションは時間差で少しずつ色を変えていました。このオブジェの中にある肖像はルービックキューブを使ったモザイクアート(いわゆるキューブアート)で出来てます。
↑戦いを終え、たむろする日本人キューバ―達
↑いい記録が出た人も、残念だった人も、とにかくメルボルンに集えて良かったですね。うぇい
↑夕食は日本人チームで昨晩も利用した例のフードコートへ。かなりお腹すいていたので昨晩と同じ店の、中華ラージ15ドルを今度は一人で注文。
酢豚などおかずはなかなか旨いんですが、やはりチャーハン・焼きそばがパサパサしてるのだけ残念でした。満腹。
適当に談笑した後、宿へ戻ります。
↑この日も素晴らしい夜景を堪能しつつ、、
↑朝、受付でもらった黄色いナップザックの中身(+α)を全部あけてみて撮影。キューブステッカー、ノート、キーホルダーキューブ、プラスチックの水筒、あとメルボルンの各観光地ガイドなどが入ってました。これに加えてスタッフTシャツ4枚(さらに実はこの後1枚増える)もあるので、参加賞だけでかなり豪華でした(そして荷物になる)。
↑ヤッシーが買ってきた謎の青い飲み物?正体は手前にあるファンタ、ベリー味です。私も一口いただきました、味は悪くないんですが、やはりどう見ても人工的な色がついてる炭酸飲料は、個人的にはあまり飲みたくないなという感想です。たまにならいいんですけどね、たまになら
あとは翌日に向けて5×5や4×4を練習。2日目は朝イチから5×5の競技があります。
やはり疲労からか、良いタイムがあまり出ず微妙。不安を抱えつつも、24時半ごろ就寝しました。
***
次回は世界大会2019、2日目。私は5x5x5予選、4x4x4予選に出場しました。結果やいかに。
【ルービックキューブ世界大会2019レポ⑧】世界大会2日目@メルボルン【大会編】へ続きます。